こんな感じ pic.twitter.com/AZxq0VOk5c
— sou@福岡アフィ友募集中 (@sou_affili) 2015, 9月 2
今回は以前から興味のあったマルチディスプレイ化を実行してみました。
それまではリビングの片隅にパソコンを設置して作業してましたので、自分の好きなように作業スペースを拡大できませんでした。
引っ越して自分の作業部屋を確保できましたので念願だったマルチディスプレイ化を計画。実行してみた感想やマルチディスプレイにして分かったメリット、デメリットを報告したいと思います。
結論から言うと、「4面のマルチディスプレイにしてよかった」と思っています(^^
※2015年9月公開の記事です
マルチディスプレイって何?どういうの?
マルチディスプレイとは普通は1画面でパソコンを使うのに2画面、3画面、4画面・・・と液晶ディスプレイを増やして大きなディスプレイにすることでPC作業効率をアップするのが主に目的です。デュアルディスプレイは2画面の意味です。
学生のころ、勉強するとき狭い机で教科書、ノート、参考書などを開いて勉強するよりも大きな机で勉強したほうがやりやすかったはずです。そんな感じです。
テレビなどでFXや株のトレーダーが縦長のモニターを横に並べている姿を見たことがある人もいるかもしれません。まぁマニアックなPCオタクしかやらないことですね。
7インチや8インチタブレットなども外部ディスプレイにできるのですが、狭くて小さいタブレットをわざわざ外部ディスプレイにする意味があるのかな?と思います。
今回はデスクトップパソコンでのマルチディスプレイ化について書いています。
ちなみに海外の研究結果では複数のモニターにすることで生産性が平均42%向上したという見積りもあります。
(参考)複数のモニターが健康に与える影響
※英文のため和訳してください
マルチディスプレイに必要なものは?
- グラフィックボードのついたPC
- モニターアーム(不要な場合もあり)
- 必要な分の液晶ディスプレイ
- モニターとPCをつなぐケーブル(不要な場合もあり)
マルチディスプレイにするには「液晶ディスプレイ」と「パソコン」をつなげなければいけません。3画面以上にするにはグラフィックボードというパーツがついたPCがまず必要です。2画面のデュアルならノートパソコンでも外部ディスプレイDVIケーブルやHDMIケーブルが接続できるコネクタがあればできます。
ゲームパソコン向けに作っているパソコンメーカー(ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房など)のハイスペックパソコンには大体ついているのですが、NECや富士通、東芝などの国内一般ユーザー向けパソコンメーカーではオプションで追加でつけないとグラフィックボードが付いていない場合が多いです。
グラフィックボードがついているか簡単に確認する方法
結局のところ、簡単に見分ける方法はあるのか?という話になるのですが、パソコンの裏を見ればわかります。僕はガレリアのXT-Aというドスパラ(BTOメーカー)のゲーミングパソコンを使っています。(今では最新モデルが登場しているので古いモデルになります)
目視で確認する方法はデスクトップパソコンの裏からモニターとつながっているところですw
パソコンを動かせない人やパソコンでグラフィックボードの型番などをチェックしたい人はこちらのサイトで紹介している方法でもチェックできます。
モニターアームは4枚なら必要。2枚は不要。
液晶ディスプレイをささえるモニターアームですが、今1枚(シングル)しか使っていなくて2枚(デュアル)にしたいという人はモニターアームは必要ありません。横に並べるだけでいいからです。ただ、ピラミッドのように3枚にしたい。上下にモニターを並べたい。という人にはモニターアームが必要になります。
これも結構悩むポイントで病院のように上下左右斜め前後に自由にモニターを動かせるアームというのは高いです。今回はさすがに高すぎると感じたので前後斜めには動かないけど角度は変更できるタイプにしました。
amazonでモニターアームと検索すると色んなものが出てきます。メーカーとしてはサンワダイレクト、グリーンハウス、エルゴトロンというのが候補に上がるかと思います。
実際、自分がどのようにモニターを設置したいかによって違うのですが、僕の場合は上の写真のように4枚を上下左右に設置したかったんです。1本のアームで4枚のディスプレイをつける方法と2本のアームで2枚ずつ縦に設置する方法の2通りがあるのですが、1枚のディスプレイが5kgと重量物になるので安定性を重視して2本のアームで4枚のマルチディスプレイにしました。
また、モニターアームには設置するのにスペースが必要です。机に置くタイプもそうですが、机にクランプで挟んで固定するタイプの場合机の厚さや奥行きによってモニターアーム自体が固定できない場合があるので注意してください。
つける液晶ディスプレイは24インチ?27インチ?
これが結構悩みどころでした。作業の効率性を考えたら、当然大きいほうの27インチが有利です。ですが、モニターアーム側で27インチに対応していない場合があったり、液晶ディスプレイが重すぎてアームが耐えられなくて固定が不安定になったり、対応しているのが単純に高かったり、27インチの良いのだと高かったりするのでどんどん予算が膨らんでいきます(汗)
今回は予算を机込みで10万としていたので27インチはあきらめました。当然ながら24インチより価格が高いです。でも、24インチのフルHD(解像度が1920×1080ドット)でも十分です。フルHD以上の解像度(例:2560×1440)の24インチもありその分作業スペースが増えますが液晶ディスプレイの価格がどんどん高くなってしまいますのでそこは個人の好みですし、僕はフルHDで十分かと思っています。
どんな液晶ディスプレイを買うのかというのも悩みどころなのですが、今回は元々23インチの液晶ディスプレイを1枚使っていたので24インチを3枚買い足して4枚にしました。1インチくらいなら並べても違和感は全くありません。
解像度も23インチがフルHDありましたので他の24インチもフルHDを選択。メーカーも23インチがiiyamaでしたので同じメーカーにしました。フルHD、24インチで値段もお手ごろな感じのを価格コムで探し出しました。
今回はブルーライトカット機能も搭載している24型フルHD液晶ディスプレイ「ProLite B2483HSU B2483HSU-B1DP [24インチ マーベルブラック]」にしました。
※2018年6月23日追記
今Amazonでチェックしてみたら、5万円台とかなり高くなっていました。この記事は3年前の記事で今でもこのモニターは使っていますが、今なら24インチの液晶モニターはAmazonなら1万円台で安く買えますのでぜひAmazonでチェックしてみてください。
今なら解像度はFullHD (1920×1080)以上、24インチ以上の下記のようなモニターがオススメです。
PCと液晶ディスプレイをつなぐケーブルは不要の場合もあり
これについては液晶ディスプレイを新しく買った場合に付属してくる場合があるので足りないと分かったときに電器店に買いに行った方がいいでしょう。
HDMIケーブルやVGA(D-sub)信号ケーブル、DVI-D信号ケーブル、DisplayPortケーブルなどをつなぐわけですが、4枚使う場合は1種類ずつつなげることになります。PC側にHDMIのコネクタを接続する場所を4箇所も作ろうと思ったらグラフィックボードを追加しなくてはいけません。
余計な出費になりますし、僕はそれぞれ違うケーブルを液晶ディスプレイにそれぞれつけていますが、ケーブルの違いによる表示の違いが分かりませんでした。
ですので、パソコンに空いているケーブルが足りなかったら買い足すという方法をオススメしています。
マルチディスプレイにはいくらかかる?
これは現時点のPC環境によって変わるのですが、今回自分がかかった費用について紹介したいと思います。
- 液晶ディスプレイ(24インチ・フルHD)が3枚 26,532円×3枚=79,056円
- モニターアーム(サンワダイレクト上下2面設置タイプ)が2個 5,980円×2個=11,960円
- モニターアーム補強プレートが2個 1,698円×2個=3,396円
- パソコンデスク(140cm×60cm) 6,473円
合計 100,885円
ちょっと予算10万をオーバーしてしまいました。これが27インチになったり、解像度が広くなったり、モニターアームを油圧のエルゴトロンのいいやつにしたり、パソコンデスクを引き出し付でいいのにしたりするともっとかかります。
今回はパソコン自体を買い換える必要はありませんでしたし、すでに液晶ディスプレイが1枚あったのでなんとか10万くらいになったと言えるでしょう。
まずは2面からやってみれば?
まだ1枚でアフィリ作業などをしているという人はまずは2枚のデュエルディスプレイにしてみてはいかがでしょうか。作業スペースや机の関係上買い替えなどが必要になる場合もありますが、確実に作業は効率よくなります。
僕の場合、色々とデスクトップ上に開いていたいし、各ウインドウが重なるのが嫌です。Crormeとシリウスを同時に開いただけで1面だと全面うまってしまいます。エクセルやらyoutubeやらGRCやら開くとどんどんウインドウが重なってくるので作業効率が下がります。一度ウインドウを前面に出す行為が必要になるんですね。
調べ物をしながら作業していると横に同時に開きながら並行作業したいときもあります。重なっていたらストレス溜まりますよ。
ノートパソコンの方でも1枚は液晶ディスプレイを追加することができますので最近画面が狭いと思っていたら追加投資で3万くらいだしてデュアルディスプレイにしてみて欲しいと思います。(最近のモバイルノートは追加できない場合もあります)
ディスプレイの設置は意外と簡単
順番としてはモニターアームを机に固定→液晶ディスプレイをつけるだけです。簡単でしょ?
元々付いているアームを交換すると
このような形になります。
液晶ディスプレイにはもともと机に置く台座があると思うのですが、それを外して専用のものをつける必要があります。液晶ディスプレイの裏に4箇所プラスねじで固定されてる部分を外せば台座が取れます。
液晶ディスプレイを布団などの上に置いて作業して欲しいのですが、今回はドライバーがモニターアームに付属していたので簡単に取り替えることが出来ました。
今回買ったモニターアームにはそれぞれ液晶ディスプレイを取り付ける溝にはめれば取り付けれるので簡単でした。
取り付けるのは簡単なのですが、実際に座って見やすいように角度やそれぞれのディスプレイの高さを調節するのは結構大変でした。蝶ねじのような手で緩めたり締めたりして固定するタイプでしたので液晶ディスプレイを支えながら蝶ねじを緩めたり締めたりするのは結構大変です。
液晶ディスプレイの位置調整については上の写真のようなアームタイプのほうが使い勝手が良さそうです。ただ、このエルゴトロンのマウントアームは約4万しますので非常に高価です。4枚にしようと思ったら、2台必要で8万もします!ここら辺はお財布と相談って感じです。
4面ディスプレイのして悪かった点(デメリット)
4面のマルチディスプレイを使うことにより起きるデメリットとしては、電気代が高くなる、上2面を見上げるようにしてみるので首が痛くなりそうです。(ヘッドレスト付の椅子が欲しくなりました)ウインドウを色んなところで開いているので目の移動が大変というのもありますね。
あとダンボールや発泡スチロールなどのゴミの量がハンパないです。一気に大きい荷物が届くのでゴミの処理が大変でした。
根元が緩んできたり地震で液晶ディスプレイが倒れないかなどの心配もあります。
4面ディスプレイにして良かった点(メリット)
画面が大きく色んなソフトを同時に重ねることなく開けるので非常にストレスフリーです。今まではシリウスとChromeが重なっていたのでデータを調べながら記事を書いていると重なってストレスが溜まっていました。ですが、4面にすることで重なることなく開くことができます!(まだその作業やってないけど)
エクセルやGRC、シリウス、チャットワーク、youtubeなどを同時に重なることなく開けるというのが一番の大きなポイントだと思います。
結論(まとめ)
今こんな感じです。
結論としては「大満足!」の一言です。液晶ディスプレイを増やさなくても今使っている液晶ディスプレイを大きくしたり、解像度が大きいものに変えるだけでも作業効率は変わると思います。
まぁ今回は10万投資しているので、「10万も投資してるんだから・・・」という心理も働いているとは思いますw